長崎の旅へ向けて

３月に博多座のお仕事があるので、その前に数日かけて、潜伏キリシタン、かくれキリシタンの歴史をたどる旅を計画しています。これまでに少しずつ文献や資料を集めてきたので、順次目を通して、気持ちを高めていく日々。
こういうプロセスこそが、始まってから以上に、旅の醍醐味ですよね。

信仰の習慣自体はぼくにはないのですが、宗教と人の間柄、ということには、関心があります。宗教ゆえ、ひとは幸せにも不幸にもなる、という事実は、人の世の歴史が長年かけて我々につきつけてきた、重たく深い問題、課題だなぁ、と感じています。克服することはいつか、出来るのでしょうか、叶うのでしょうか…

おくだ会を通じて知り合えた、頼もしき案内人も長崎に在住なので、甘えるところは大いに甘えて、実りあるツアーにしたいです。Ｙさん、よろしくお願いいたします！