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Mar 15, 2021

カセットテープ

オランダのフィリップス社でカセットテープの開発に大きな役割を果たしたルー・オッテンスさんが、94歳の長寿を全うした。ポケットに簡単に収まる木片をもとに、完成させるべき商品へのイメージを構築したそうだ。氏はその後、CDの開発にも携わったそうだから、簡単に手軽に持ち運べること、への情熱、究明に生涯をかけた人なのかもしれない。その意味では、スマホやタブレットも、彼がいたからこそ生まれた、と言っていいと思う。

歴代の役者の名ぜりふ、自分が義太夫節をお稽古していたころの、稽古やおさらい会の記録など、我が家にもカセットテープがたくさんあり、一本一本に思い出が音と共にこもっている。再生ボタンを押したまま早送りや巻き戻しをするときの、キュルキュル音がぼくは好きだ。押しているボタンの手応え共々、あたたかく五感に響く、なんともいえぬ味がある。聞きすぎてワカメになったりからまったり、果ては切れたり、、、そのハラハラ感も含まれればこそ、一本のカセットへの愛着も増す。ちょっとやっかいなこともあるけど、かわいいやつ、、、人間関係にも通ずる妙味かもしれない。

https://www3.nhk.or.jp/…/20210312/k10012911851000.html

写真は他社メーカーのカセットです。ごめんなさい(笑)