okken.jp
Jun 28, 2021

郡上の歌舞伎ニ座

夏の盛大な盆踊りでも名高い、岐阜県郡上八幡・郡上市。ここには、高雄歌舞伎、気良(けら)歌舞伎、の二つの地歌舞伎団体があります。その両座が、岐阜市のホールに集結して、名作「仮名手本忠臣蔵」の五段目、六段目、七段目を続けて上演しました。若侍早野勘平の悲劇を気良(五、六段目)、仇討ちをたばねる大星由良之助の祇園一力茶屋の名場面を高雄(七段目)、という共演ですが、ともにたいへんな熱気、きわめてハイレベルの演技を披露してくれました。生放送のイヤホン解説を担当しましたが、ぼく自身も心から引き込まれ、舞台にぐっと見入り、放送ブースの椅子にもいっさい腰かけず立ちっぱなしでマイクに向かいました。

芝居の一部始終はユーチューブでライブ配信もされました。これからますます注目が高まっていくであろう、地歌舞伎、地芝居。時代は、歌舞伎においても、「地方」が、今後のキーワードになる予感がします。

勘平の放つ鉄砲の玉を、たくみにかわして命拾いしたイノシシ、、、気良歌舞伎の皆さんの手作りです。