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歌舞伎ソムリエつれづれ日記

歌舞伎のこと、日常のこと、思いつくままに書きとめています。

Nov 30, 2017

銀座・樹の花

歌舞伎座の立ち見席に毎日のように通いつめた学生時代、その行き帰りにコーヒーを飲み、ママと顔馴染みになり、ついには数年間、アルバイトまでさせていただいたお店。 イヤホンガイドに入ってからは、不慣れでヘマばかり繰り返して落ち …続きを読む

 

Nov 22, 2017

仁左衛門さんの勘平

今月の歌舞伎座の、忠臣蔵の五&六段目。 ずぶ濡れの着物から美しいあさぎ色の紋服に着替える勘平の、着替えの手伝いを、女房がするか姑がするかで、芝居の色合いやニュアンスがこうも変わるものか、、と改めて思った。着替えることの意 …続きを読む

 

Nov 6, 2017

2つの歌舞伎

大歌舞伎の中村屋兄弟。 地芝居の定例公演。 2つの歌舞伎が、連日にわたって、岐阜の昔ながらの芝居小屋をおおいに盛り上げてくれました。 かたや筋金入りのプロ、かたや地元の純朴なアマチュアですが、どちらの歌舞伎も、ぼくのなか …続きを読む

 

Oct 15, 2017

歌舞伎座のマハーバーラタ

歌舞伎座。マハーバーラタを拝見。 いまのインドという国は、建国の父ガンジーが信条とした「非暴力」が、実際のところ本当に可能なことかどうか、という厳しい現実を、パキスタンとの分割のいきさつなどを通じて苛烈に問いかけられなが …続きを読む

 

May 8, 2017

高校3年生たちへの歌舞伎トーク

来週、歌舞伎座に3年生みんなで見に来てくれる、横浜の高校で、みどころをトーク。 快活な男の子たちで、楽しかった! 都内に戻り、よるの会に備えて、虫養い。オレンジジュースに焼き立てクロワッサン。おいちい😍 …続きを読む

 

Apr 21, 2017

ありがとう 金山!

愛之助の弁慶、梅玉の富樫、魁春または壱太郎の義経で「勧進帳」 梅玉の忠兵衛、愛之助の八右衛門で「封印切」 梅玉の源太、愛之助の平次、壱太郎または魁春の千鳥、東蔵の延寿で「源太勘当」 魁春&梅玉で「将門」や「落人」、、後者 …続きを読む

 

Apr 12, 2017

さろん ど おえど

東京は青山・外苑前のステキな会場にて、女優、モデルにしてジャパネスクナビゲーターの肩書きも持つ三宅あみちゃんと一緒に、毎月開いているサロン形式の会です。 あみちゃんが毎回、入念に下調べ、準備してくれる、江戸時代のさまざま …続きを読む

 

Apr 9, 2017

名古屋・四間道歌舞伎レストラン

名古屋・四間道歌舞伎レストラン 城下町・名古屋、としてのたたずまいを今に伝える四間道(しけみち)エリアにある、江戸時代の蔵をスタイリッシュに改装したお店での歌舞伎トーク会。 桜にちなんだ名舞台の数々を、シェフが自在にお料 …続きを読む

 

Mar 28, 2017

稲越功一先生と、吉右衛門さん。

日曜日&月曜日、2日連続の国立劇場で、3月の歌舞伎を見納める。今日は三階までぎっしり満員だったので、四時間まるまる、立ち見。この硬質な内容の演目でここまで活気のある状況が、ちゃんと生まれていることが、ただもう嬉しい。気を …続きを読む

 

Mar 27, 2017

山川静夫さんのこと

土曜日のおくだ会の歌舞伎座観劇会。助六のとき、三階席上手に、元NHKの名アナウンサー・山川静夫さんが大向こうを掛けに上がっていらした。大の歌舞伎愛好家としても一時代を作ってきた方だ。 前の歌舞伎座が閉じるとき、千秋楽の助 …続きを読む

 

Mar 19, 2017

ピアノ勧進帳

歌舞伎と出会う前に、ジャズのとりこになった時期があることは、ぼくの歌舞伎観、歌舞伎を感じとる価値観にも、大きな作用を及ぼしています。 そのあかしになる活動、表現として、取り組み続けているパフォーマンス。それがピアノ勧進帳 …続きを読む

 

Mar 18, 2017

ピアノ弾き語り&白拍子舞い

名古屋、愛知をはじめ各地で活躍する舞姫・成瀬朝香さんとの共演。 ふだん朝香さんが、神社の社殿などで披露している「豊栄(とよさか)舞い」、義経を恋慕う静御前の心情を、即興的に描く舞いに、ピアノ演奏、弾き語りでジョイントしま …続きを読む

 

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