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Dec 28, 2020

年内最後のつれづれ日記です

コロナコロナに明け暮れ振り回された2020年も、残すところ数日。大きなお祝いの公演が中止・延期になり、上演スタイルも激変し、歌舞伎も甚だしい変化を余儀なくされました。

トンネルの出口は、なかなか見通しが立ちませんが、いったん途絶えていた興行は再開が叶い、少しずつ、もとの上演コンディションに向かって、歩み始めている昨今です。

歌舞伎ソムリエとしてのぼくの活動内容にも、さまざまな変化や制約が生まれました。また、私事ながら故郷の家族との生活においても、人生の大きな節目を迎え始めている実感があります。

困難や試練は、その人が乗り越えられる容量や、その人自身の「うつわ」に見合って訪れる。ぼくの信条です。ささやかながらも与えられた使命、いただけてきた大切なご縁を、深く深く噛み締めながら、これからも自分なりのスタイルで、歌舞伎を楽しく伝え、皆さまとの交流を育み続けていきたいと思います。

皆さま方におかれましては、どうか2021年も、ご交誼ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。そして、いつもいつも、本当にありがとうございます。

2102年もよろしくお願いいたします