okken.jp
歌舞伎ソムリエつれづれ日記

歌舞伎のこと、日常のこと、思いつくままに書きとめています。

Oct 26, 2020

相撲と歌舞伎と

あす千秋楽を迎える10月の歌舞伎座公演に、「角力場」という芝居がかかっている。がらりと異なる個性の力士ふたりが、互いの意地をかけて対峙し、にらみあい、一色触発の局面をむかえる。変化に富んだ楽しい芝居である。 角力、と書い …続きを読む

 

Oct 19, 2020

11月の博多座

コロナと共に秋は深まりゆく。劇場客席の収容人数の制限は、少しずつ緩和されてはいるが、慎重な、細心の注意を払いながらの興行が、まだしばらくは続くだろう。 それでも、確実に、歌舞伎公演の現場は「前に進んでいる」とぼくは思う。 …続きを読む

 

Oct 12, 2020

恵那、中津川の旅

岐阜県の恵那、中津川を訪ねた。この地域に暮らし、地元の歌舞伎活動にも熱心に打ち込む方たちと、いろんなことを話し合った。昔ながらの芝居小屋・かしも明治座にも、しばらくぶりにうかがった。やぁしばらく、ようこそ、と芝居小屋自体 …続きを読む

 

Oct 5, 2020

存在を知ってもらう。目に触れやすい仕掛け仕組みを工夫する。その大切さについて。

地元名古屋に滞在しながらのお仕事の合間に、名古屋城にもほど近い官公庁エリアを散策する。素晴らしいたたずまいの日本庭園や洋館を、遅まきながら、初めて見学。 故郷の町に対する自分の不勉強を棚にあげるようで、申し訳ないのですが …続きを読む