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歌舞伎ソムリエつれづれ日記

歌舞伎のこと、日常のこと、思いつくままに書きとめています。

Dec 5, 2022

クセになりそう!

岐阜県の気良(けら)歌舞伎、長野県の下條(しもじょう)歌舞伎で、地芝居の舞台に飛び入り出演させていただきました。 これまでにも演目解説のお手伝いなどで、両座の皆さまとは仲良くお付き合いさせていただいて参りましたが、一緒の …続きを読む

 

Nov 28, 2022

11月28日

二代目中村吉右衛門さんのご命日です。旅立たれて一年がたちました。 ぼくにとって、歌舞伎とは、この人の芝居です。いちばん大切な歌舞伎役者です。 大切な人とは、その人が亡くなられてからが、本当のご縁の始まり。それを肝に銘じて …続きを読む

 

Nov 7, 2022

あいさつが苦手

長いこと芸事の世界にお仕事で関わらせていただいているのに、「あいさつ」が苦手です。 お仕事の現場で、おはようございます、と爽やかにスムーズにこちらからあいさつすることが、いまだに身につききっていなくて、何となく「もじもじ …続きを読む

 

Nov 1, 2022

「成田屋っ!」の掛け声が、歌舞伎にまた戻ってきます!

13代目市川團十郎襲名披露公演が、東京の歌舞伎座で、いよいよ始まります。そして、この公演から、コロナで自粛されていた、客席からの掛け声・大向こうが、復活、再開となります。当面は、劇場からの許可を得た人だけが声を掛けられる …続きを読む

 

Oct 25, 2022

「ぼくもやりたい!」が、歌舞伎の芸の本質

歌舞伎の「勧進帳」を、ピアノの弾き語りでやった時の懐かしい写真が出てきました。 来月からいよいよ、新しい市川團十郎の襲名披露公演が歌舞伎座で始まりますが、「勧進帳」も上演されます。弁慶のあの迫力満点の芝居は、「ぼくもやっ …続きを読む

 

Oct 17, 2022

深夜の散歩

名古屋。夜の実家への帰り道。最寄りは地下鉄の池下という駅なのですが、ここのところ、一つ手前の今池駅で降りて、ファミリーレストランで小ぶりなアイスクリームを食べてからぷらぷら歩いて帰る、というパターンが続いています。 歩く …続きを読む

 

Oct 11, 2022

紅葉狩り、桜狩り、花見

野山に出かけて桜を愛でることを、桜狩り、とかつては呼んだそうです。秋の紅葉狩りと同じ感覚ですね。今では、桜を愛でる場合は、もっぱら花見と称するようになりました。  10月歌舞伎座「鬼揃紅葉狩」(おにぞろいもみじがり) h …続きを読む

 

Oct 4, 2022

お姫さまとプロレスと

坂東玉三郎さんの八重垣姫、久しぶりに拝見しました。名古屋御園座。 歌舞伎に出てくるお姫さまのなかでも格別の大役といわれる八重垣姫。上杉謙信(芝居での名前は長尾謙信)の娘ですが、敵方の武田勝頼の娘という設定で、ふたりはこの …続きを読む

 

Sep 27, 2022

スワローズと歌舞伎

ヤクルトスワローズがセリーグ二連覇を達成しました。歌舞伎の世界にも、坂東彦三郎さん、中村壱太郎さんなど、熱烈なファンがいらっしゃいます。おめでとうございます。 スワローズというチーム名は、球団発足時の親会社(というか、組 …続きを読む

 

Sep 12, 2022

「寺子屋」の楽屋で

全身全霊を傾けて演じる芝居を、登場人物のふるまいを、「馬鹿げている」と、淋しそうに吐き捨てたときの、吉右衛門さんの表情。 今も、忘れることが、出来ません。

 

Sep 5, 2022

岐阜県東白川村にて

9月18日に、岐阜県東白川村の地歌舞伎公演で、生放送のイヤホン解説を担当します。郵送していただいた台本に目を通しながら、少しずつ、ガイド作りの作業を始めています。 白川の清流、銘茶、山々の豊かな自然、そして歌舞伎、、、魅 …続きを読む

 

Aug 29, 2022

楽しみな「藤戸」

9月の歌舞伎座は、2代目中村吉右衛門さんの一周忌追善公演でもある「秀山祭」。 二代目吉右衛門さんが、養父である初代吉右衛門さんへのリスペクトと、その芸の継承を志して興した「秀山祭」が、二代目さんご本人の舞台を偲ぶ公演にも …続きを読む

 

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