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Sep 8, 2019

顔ぶれ

今季こそリーグ制覇への道のりは厳しくなってはいるが、カープをここまでのチーム力に引き上げるのに大いに貢献した優秀なコーチ二人が、その後ヤクルトに移籍した。その効果が当初は、出てるなぁ、と思うことも度々あったが、今季はそのヤクルトも苦しい戦いを強いられている。

ヤクルトにおいては、現役時代に抜群のキャプテンシーを讃えられていたプレイヤーが、いまはヘッドコーチをつとめているが、それでもなかなか戦績が上がってこない。顔ぶれがいかに充実していようとも、チームが機能する・結果が伴うというのは本当に難しいことなんだなぁ、と痛感するし、野球には野球の奥の深さが、やっぱり、あるんだなぁとしみじみ思う。これなどは、例えば芝居の配役や興行をささえる体制にも、共通する部分があるんだろう。役者を揃えただけではいい公演、芝居にはならないことを、まざまざと見せつけられることは、多々ある。

そのヤクルトスワローズを、ミクシィが買収するという動向もあるそうで、これも気になる。ソフトバンク、楽天、DeNA、さらにミクシィも揃えば、オーナー会社の顔ぶれは、いよいよ「今」を感じさせるものになるなぁ。野球は世につれ、であります。